互換インクは純正インクの半分程度の価格で販売されているため、インク代を節約することができるのが大きなメリットですね。
しかし、互換インクにはデメリットもあるため、全ての人におすすめできるものではありません。
- プリンターを購入して間もない方
- 家電量販店の長期保証を契約した方
- エプソンのカラリオスマイルを購入した方
- 写真の印刷をよく行う方
- 印刷した写真を長期保存したい方
は、純正インクをご利用頂くことを強くおすすめしますよ。
この記事では、互換インクのデメリットと、互換インクと純正インクの違いをそれぞれ解説しますね。
互換インクを使用するか迷っている方の参考になれたら幸いです。
互換インクのデメリット
互換インクの主なデメリットは以下の通りです。
- メーカー保証が無効になる
- 純正インクに比べて色あせが発生しやすい
- プリンターで認識できない場合がある
1つずつ解説しますね。
①メーカー保証が無効になる
メーカー保証の期間中にプリンターが故障した場合、基本的には無償で修理を依頼することができます。
しかし、互換インクを使用したことが原因の故障だった場合、メーカー保証は無効になるため、プリンターを買って間もない場合でも有償修理になります。
そのため、保証期間中は互換インクの利用を避けるべきです。
家電量販店の長期保証を契約した方も、エプソンのカラリオスマイルを購入した方も、保証が無効になってしまわぬように、純正インクをご利用頂くことを強くおすすめしますよ。
▼エプソンの純正インクを安く買う方法について解説している記事はこちら!
▼エプソンのカラリオスマイルについて解説している記事はこちら
②純正インクに比べて色あせが発生しやすい
時間が経つと写真が色あせてしまうのは、主に太陽光・蛍光灯の光に当たり続けたり、空気に触れ続けることが原因です。
純正インクは、写真を綺麗に印刷するのはもちろんのこと、写真の色あせの原因となる光や空気に触れ続けても色があせにくいように作られています。
(※色あせ対策を含め、品質にとことんこだわって製造しているため、そのぶんインクの価格が高い。)
互換インクは、インクの製造にかかるコストを抑えるために、純正インクのような色あせ対策は行われていません。
そのため、互換インクは純正インクに比べて色あせが発生してしまいやすいというデメリットがあります。
- 写真の印刷をよく行う方
- 印刷した写真を長期保存したい方
は、純正インクのご利用をおすすめしますよ。
しかしながら、印刷したての仕上がりに関しては、純正インクで印刷した場合でも、互換インクで印刷した場合でもほとんど同じです。
文書の印刷や、長期的に保存することを目的としない印刷なら、純正インクにこだわる必要はありませんよ。
- 会議で配布する資料の印刷
- 提出用の書類のコピー
- 漢字問題や計算問題などの、勉強用の問題用紙の印刷
互換インクで印刷した写真や文書の色合いをできるだけ長く保ちたい場合は、クリアホルダーなどに保存して、できるだけ光や空気に触れないようにすると長持ちしやすくなるのでおすすめですよ。
③プリンターで認識できない場合がある
プリンターは、インクカートリッジについているICチップを読み取って認識を行う仕組みですが、まれにICチップの不良でインクカートリッジが認識できない場合があります。
インクカートリッジが認識できない場合、大半は装着し直したり、プリンターの電源入れ直しで改善しますが、それでも認識しない場合はインクの販売メーカーに相談する必要が出てきます。
しかしながら、互換インクの販売メーカーによっては、低価格で販売する代わりに返金保証がないこともあります。
そのため、互換インクを購入する際は、インクが不良品だった場合の返金保証がある販売メーカーがおすすめです。
互換インクの販売メーカーの中には、互換インクが原因でプリンターが故障した場合のプリンター保証を設けているところもありますよ。
互換インクの販売メーカーの中で、インクの返金保証も、プリンター保証もあるメーカーと言えば、
がおすすめです。
インクナビとインク革命.comは、保証期間や保証内容が異なります。
別記事にて、インクナビとインク革命.comの違いを比較していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
互換インクと純正インクの違い
互換インクと純正インクの違いは以下の通りです。
- インクの価格
- 長期保存に向いているか、向いていないか
①インクの価格
互換インクは純正インクの半分程度の価格で販売されています。
そのため、互換インクはインク代を節約することができるのが大きなメリットです。
例えば、エプソンのKAM-6CL-L(6色増量パック)で比較してみると、販売価格はこれほど違いがあります。
- 純正インク:6,998円 ※Amazon.co.jpでの販売価格(2022年12月12日時点)
- 互換インク:3,555円 ※インクナビでの販売価格(2022年12月12日時点)
インク代が安いと、コストを気にせずたくさん印刷ができるというメリットもありますね。
②長期保存に向いているか、向いていないか
純正インクは長期保存に向いています。
純正インクは、写真を綺麗に印刷するのはもちろんのこと、写真の色あせの原因となる光や空気に触れ続けても色があせにくいように作られています。
エプソンだと、メーカー独自のインク技術で、耐光性・耐オゾン性があり、アルバム保存だと200~300年ほど品質が保てるとのことですよ。(※染料インクの場合)
>>エプソン独自のインク技術『つよインク』についての解説ページはこちら
写真の印刷を行い場合や、長期保存したいものを印刷する場合は、純正インクを使用したほうが良いですね。
▼エプソンの純正インクを安く買う方法について解説している記事はこちら!
互換インクは低価格で販売する代わりに、色あせ対策はされていません。
そのため、文書印刷や、長期的に保存することがないものを印刷する場合は、互換インクを活用することでインク代を節約することができますよ。
互換インクのデメリットと純正インクとの違いまとめ
以上、互換インクのデメリットと純正インクとの違いについての解説でした!
互換インクは純正インクの半分程度の価格で販売されているため、インク代を節約することができるのが大きなメリットです。
しかし、互換インクにはデメリットもあるため、全ての人におすすめできるものではありません。
- プリンターを購入して間もない方
- 家電量販店の長期保証を契約した方
- エプソンのカラリオスマイルを購入した方
- 写真の印刷をよく行う方
- 印刷した写真を長期保存したい方
は、純正インクをご利用頂くことを強くおすすめします。
▼エプソンの純正インクを安く買う方法について解説している記事はこちら!
互換インクは純正インクに比べて色あせが発生してしまいやすいというデメリットもあります。
そのため、互換インクで印刷した写真や文書の色合いをできるだけ長く保ちたい場合は、クリアホルダーなどに保存して、できるだけ光や空気に触れないようにすると長持ちしやすくなるのでおすすめですよ。